理科物質②ものの性質と温まり方(金属・電気や熱を通すもの・磁石・伝導・対流・放射・1cm³の重さ)
金属の性質(光る・電気を通す・熱を伝える・のびる)・電気を通すもの(ぬりものをけずる)・磁石につくもの(鉄)・空き缶の分別・磁石の極(N極とS極・引き合う・しりぞけ合う・北をさす・鉄が磁石になる)・伝導(近い順・銅アルミニウム鉄)・対流(温かいものは上へ)・放射(黒は温まりやすい)・1cm³あたりの重さ・メスシリンダー・浮く沈む
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この教材でできるようになること
- 金属 に共通の性質を使い、金属と金属でないもの(プラスチック・ガラス・木)を見分けられる
- 電気を通すもの を回路で調べ、ぬりものをけずると通る ことを説明できる
- 磁石につくもの(鉄など)とつかないもの(アルミニウム・銅)を見分け、磁石の 極(N極・S極)の性質を使える
- 伝導(近い順・金属によるちがい)・対流(温かいものは上へ)・放射 を実験の結果から説明できる
- 1cm³あたりの重さ を求め、水に 浮くか沈むか を判断できる
レッスンの内容
レッスン1 金属と電気を通すもの
金属は光る・電気を通す・熱をよく伝える・のびる/ぬりものをけずると電気が通る
めやす18分
レッスン2 磁石につくもの・磁石の極
磁石につくのは鉄など/アルミニウム・銅はつかない/スチール缶とアルミ缶の分別/同じ極はしりぞけ合い、ちがう極は引き合う/N極は北をさす
めやす23分
レッスン3 熱の伝わり方
伝導=近い順(銅→アルミニウム→鉄)/対流=温かいものは上へ/放射=はなれたものを直接温める
めやす25分
レッスン4 1cm³あたりの重さと浮き沈み
重さ÷体積/メスシリンダーで体積/1gより小さいと水に浮く
めやす20分
例題を1問やってみよう
電気を通すか調べる回路
図の回路で、次のア〜エをクリップの間にはさんで調べた。
アアルミニウムはく イ色がぬってあるスチール缶の表面 ウイの所を紙やすりでけずった所 エガラスのコップ
①豆電球がつくものはいくつ?
( )こ
②イで豆電球がつかない理由は?
- ア表面のぬりものが電気を通さないから
- イスチール缶は磁石につくから
- ウスチール缶は金属でないから
③この実験からわかることは?
- ア銀色のものはすべて電気を通す
- イ金属は電気を通すが、表面をおおうものがあると通らない
- ウガラスも紙やすりでけずれば電気を通す
答えと解き方を見る
答え ① 2こ ② ア 表面のぬりものが電気を通さないから ③ イ 金属は電気を通すが、表面をおおうものがあると通らない
考え方 ①つくのはア(アルミニウム)とウ(けずって鉄が出た所)の2つ。②イは鉄の缶だが、表面のぬりものが電気を通さない。③金属は電気を通す。ガラスは金属でないので通さない。
- ①金属が出ているものをさがす
- ②ぬりもののはたらき
- ③結果をまとめる
たしかめ イとウは同じ缶。ちがいは表面をけずったかどうかだけ(条件を1つだけ変えてくらべている)。
よくあるまちがい
「電気を通すものは金属だけ」でもない。えんぴつのしんの 黒鉛(こくえん) は、金属ではないが電気を通す。
色がぬってあるスチール缶は、豆電球はつかないが、磁石にはつく(磁石の力はうすいぬりものをこえてはたらく)。
鉄はN極にもS極にもつく。だから「くっついた」だけでは、相手が磁石の何極か、ただの鉄かはわからない。しりぞけ合えば、相手は磁石で、同じ極とわかる。
試験管の水は、上の方を熱すると 下まで温まらない。全体を温めるには下の方を熱する。
わり算は 重さ÷体積。逆にしない。
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 8問 |
| 自力の練習 | 10問 |
| 応用 | 5問 |
| 確認テストA | 6問 |
| 確認テストB | 7問 |
| 後日の確認 | 6問 |
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出典・この教材の範囲
実験の時間・温度の表は 教材用の仮のデータ です。1cm³あたりの重さは教科書などで使われるおよその値で、水1cm³の重さは1gとします。火・電気を使う実験は、学校の理科室で先生といっしょに行うものです(家のコンセントの電気は使いません)。電磁石は「電流のはたらき」の教材で学びます。答えはプログラムで計算しなおしています。