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詩の読み方と表現技法(形式・技法・効果・主題)

国語詩・短歌・俳句小4〜小6(中学受験の詩)42問

口語詩と文語詩・定型詩と自由詩と散文詩・連と行・七五調と五七調・くり返しと対句が生むリズム・直喩・隠喩・擬人法・反復・倒置・体言止め・対句・擬音語・表現の効果・作者の心情・詩の主題と題名・詩の記述

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単元の説明と例題は無料で読めます。練習問題・確認テスト・学習の記録は中学受験コース(会員・月額500円)で使えます。

この教材でできるようになること

レッスンの内容

レッスン1 詩の形式と、連・行

口語・文語/定型・自由・散文/七五調・五七調とリズム

めやす20分

レッスン2 表現技法を見分ける

比喩・擬人法・反復・倒置・体言止め・対句

めやす16分

レッスン3 効果・心情・主題

その表現で何を伝える?/連の変化から主題へ

めやす20分

レッスン4 詩を記述する

表現・表すもの・根拠

めやす16分

例題を1問やってみよう

形式をくらべる:文語定型詩の例(島崎藤村「初恋」のはじめ)

まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき前にさしたる花櫛の花ある君と思ひけり

島崎藤村「初恋」(1896年発表・『若菜集』所収)のはじめの4行。著作権の保護期間が終わった作品です。

「見えし」「思ひけり」のような昔のことば(文語)で書かれ、七音・五音のくり返し(七五調)で整えられています。

「初恋」のはじめの4行と「みずたまり」の、形式と連・行を確かめよう。

①「初恋」の形式は?

  1. ア文語自由詩
  2. イ口語自由詩
  3. ウ文語定型詩

②①のように言える理由の1つは?

  1. ア今のことばで書かれている
  2. イ行を分けずに、文章のように書かれている
  3. ウ「見えしとき」「思ひけり」のように、昔のことばで書かれている

③「みずたまり」の第3連は、何行ある?

  1. ア3行
  2. イ4行
  3. ウ2行
答えと解き方を見る

答え ① ウ 文語定型詩 ② ウ 「見えしとき」「思ひけり」のように、昔のことばで書かれている ③ ア 3行

考え方 ①昔のことば(文語)+七五調(定型)。②「〜し」「〜けり」は文語。③第3連は「ぼくは〜」「空を〜」「空を〜」の3行。

  1. ①ことば→音の数
  2. ②終わり方
  3. ③連の中の行を数える

よくあるまちがい

よくあるつまずき行の長さがそろっていないと「散文詩」と思う→散文詩は 行を分けずに 文章のように書いた詩。
文語かどうかは、ことばの 終わり方(〜けり・〜たり・〜し(見えし))で見る。
よくあるつまずき(リズム)小さい「ゃ・ゅ・ょ」を1音と数えてしまう(「じょう」は2音)。
行の長さがそろっていないと、リズムがないと思う(自由詩でも、くり返しでリズムが生まれる)。
よくあるつまずき「ようだ」があれば直喩、なければ全部隠喩、と考える→ たとえていない「ようだ」もある(「雨がふるようだ」=ふりそうだ)。
倒置は、ふつうの語順にもどしてみる と見つけやすい。
よくあるつまずき「水たまりに気をつけよう」のように、字どおりの 注意・教訓 を主題にする。
効果を「分かりやすくする」だけで終える→ 何の気持ち・ようす かまで言う。
よくあるつまずき(記述)技法の名前だけで終わる(「擬人法」)。
詩の行を書きうつすだけで、気持ちに言いかえていない。

教材のつくり

説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。

段階問題数
手助けつき練習8問
自力の練習10問
応用6問
確認テストA6問
確認テストB6問
後日の確認6問

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同じ単元の教材:短歌・俳句(音の数・季語・切れ字と句切れ・鑑賞)

出典・この教材の範囲

詩はすべて、この教材のために書いたオリジナルの作品です(「初恋」のはじめの4行と、リズムの表の「小諸なる古城のほとり」のはじめの2行は、著作権の保護期間が終わった島崎藤村の作品)。短歌・俳句は、別の教材で学びます。

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