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物語の人物像と場面(人物像・人物関係の変化)

国語物語文の心情小4〜小6(中学受験の物語文)39問

物語の場面(時・場所・人物)・人物像(行動・会話・ほかの人物の見方)・人物関係の変化ときっかけ・選択肢の吟味(一面だけ・言いすぎ)・本文一致(区切ってくらべる)・抜き出しのこつ・人物像の記述

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単元の説明と例題は無料で読めます。練習問題・確認テスト・学習の記録は中学受験コース(会員・月額500円)で使えます。

この教材でできるようになること

レッスンの内容

レッスン1 場面をとらえる

時・場所・人物・出来事

めやす15分

レッスン2 人物像を読み取る

行動・会話・ほかの人の見方

めやす18分

レッスン3 関係の変化と選択肢の吟味

はじめ→きっかけ→終わり/一面だけ・言いすぎ/本文一致・抜き出し

めやす25分

レッスン4 人物像を記述する

性格のことば+本文の行動

めやす18分

例題を1問やってみよう

説明用の物語「ひまわりの当番」

月曜日の朝、黒板の横に、花だんの水やり当番の表がはり出された。わたしの名前は、班長のみさきと同じ、水曜日のらんにあった。「うわあ、みさきといっしょか。」と、わたしは心の中でため息をついた。

みさきは、何でもきっちりしないと気がすまない人だ。そうじの時間には、ほうきの使い方まで注意してくる。「ちりとりは、こうやって持つの。」そう言われるたびに、わたしはむっとしていた。

水曜日の朝、わたしはねぼうして、当番のことを思い出したのは、校門をくぐってからだった。あわてて花だんに走っていくと、みさきがもう、じょうろを両手に一つずつ持って、ひまわりに水をやっていた。「ごめん、おそくなって。」わたしが言うと、みさきは「いいよ。はい、こっちお願い。」と、じょうろを一つわたしてくれた。おこられると思っていたわたしは、ひょうしぬけした。

水をやりながら、みさきは、ひまわりの葉を一まいずつめくって見ていた。「何してるの。」「虫がついてないか見てるの。先週、アブラムシがついてた株があったから。」みさきのランドセルには、かれた葉を入れる小さなふくろまでぶら下がっていた。

教室にもどるとちゅう、わたしは、となりを歩くみさきの横顔を見た。うるさいだけの人だと思っていたけれど、みさきは、だれも見ていないところでも、ちゃんと花のことを気にかけていたのだ。「来週の水曜日も、いっしょにがんばろうね。」わたしがそう言うと、みさきは少しおどろいたような顔をして、それから「うん。」と笑った。

この教材のために書いたオリジナルの文章です。

「ひまわりの当番」の場面について答えよう。

①第1段落と第3段落で、場面が変わったことが分かる「時」のことばは?

  1. ア水曜日の朝
  2. イ月曜日の朝
  3. ウ放課後

②第3段落で、新しく場面に出てくる人物は?

  1. アほかの当番の子
  2. イみさき
  3. ウ先生

③第5段落の場面の場所は?

  1. ア教室にもどるとちゅう
  2. イ黒板の横
  3. ウ花だん
答えと解き方を見る

答え ① ア 水曜日の朝 ② イ みさき ③ ア 教室にもどるとちゅう

考え方 ①第1段落は「月曜日の朝」、第3段落は「水曜日の朝」。②花だんで、みさきが水をやっている。③「教室にもどるとちゅう」。

  1. ①時のことばをさがす
  2. ②出てくる人物をさがす
  3. ③場所のことばをさがす

よくあるまちがい

よくあるつまずき段落の切れ目=場面の切れ目、とはかぎらない。時・場所・人物 が変わったかで決める。
回想(思い出している場面)は、「〜のことを思い出した」「あのときも」などのことばで始まる。
よくあるつまずき語り手の見方(「うるさい人だ」)を、そのまま人物像にしてしまうこと。語り手の見方は、物語の中で 変わる ことがある。
一つの行動だけで決めつけず、いくつかの行動 でたしかめる。
よくあるつまずき「はじめから仲がよかった」のように、はじめの関係 を取りちがえる。
「親友になった」のように、本文より 言いすぎ の選択肢を選ぶ(本文は「いっしょにがんばろうね」まで)。
よくあるつまずき(本文一致・抜き出し)選択肢の 前半だけ 読んで決める(後半に、合わない部分がかくれていることが多い)。
抜き出しなのに、自分のことばに直して書いてしまう(抜き出しは、本文のことばのまま)。
問いと同じことばがある文に、すぐ飛びつく(同じ内容を 別のことばで 書いた文が答えのことも多い)。
よくあるつまずき(記述)「やさしい人物。」だけ→根拠がない。
「みんなに好かれている人物。」→本文にない。
語り手の最初の見方(口うるさい)だけを書く→一面だけ。

教材のつくり

説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。

段階問題数
手助けつき練習7問
自力の練習9問
応用5問
確認テストA6問
確認テストB6問
後日の確認6問

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出典・この教材の範囲

本文はすべて、この教材のために書いたオリジナルの物語です。心情の手がかり・心情の記述の基本は「物語の心情と変化」で学びます。

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