計算②計算の工夫と逆算(交換・結合・分配法則・□を求める)
交換・結合法則でまとまり(25×4・125×8)/分配法則でくくる・ばらす(3.14の計算・×99)/同じ数にそろえる・わり算を1本の分数に/逆算は最後の計算からもどる・ひく数とわる数の□に注意・もとの式でたしかめ/分数・小数の逆算・かっこの中の□
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この教材でできるようになること
- 交換法則・結合法則 で、25×4=100・125×8=1000のようなまとまりを作って計算できる
- 分配法則 で、同じ数をくくったり(3.14の計算)、99=100−1と見てばらしたりできる
- 小数点をずらして同じ数にそろえる・わり算を1本の分数にする など、よく出る形をくふうして計算できる
- □から見た計算の順序を調べ、最後の計算から逆にもどって □を求められる
- □がひく数・わる数 のとき(a−□・a÷□)も、正しく□を求められる
- 求めた□を もとの式に入れてたしかめ られる
- 分数・小数がまじった逆算(入試の大問1の形)を、小数を分数になおして解ける
- かっこの中の□・3段以上の逆算を、いちばん外側からほどいて解ける
レッスンの内容
レッスン1 計算のきまり(交換・結合・分配法則)
まとまり(25×4・125×8)を作り、同じ数でくくる・ばらす
めやす18分
レッスン2 くふうして計算(よく出る形)
同じ数にそろえる・1本の分数にする・きりのよい数±少し
めやす20分
レッスン3 逆算の考え方(□の位置とたしかめ)
最後の計算からもどる。ひく数・わる数の□に注意
めやす20分
レッスン4 分数・小数の逆算とかっこの中の□
小数は分数に。いちばん外側からほどく
めやす25分
例題を1問やってみよう
はなれていても、並べかえてまとまりを作れる
くふうして計算しましょう。
①25×17×4
( )
②3.14×28−3.14×8
( )
③35×98
( )
答えと解き方を見る
答え ① 1700 ② 62.8 ③ 3430
わかっていること 分かっている:3つの式。求める:それぞれの答え(くふうして計算する)。
考え方 ①かけ算は順番を入れかえても答えが同じ(交換法則)なので、25×4=100のまとまりを先に作る。②3.14が28こから8こへるので、3.14× (28−8) と くくれる(分配法則)。③98を100−2と見て、35×100から35×2をひく(分配法則で ばらす)。
- ①25×17×4=25×4×17=100×17=1700
- ②3.14×28−3.14×8=3.14× (28−8) =3.14×20=62.8
- ③35×98=35× (100−2) =3500−70=3430
たしかめ ①25×17=425、425×4=1700。②3.14×28=87.92、3.14×8=25.12、87.92−25.12=62.8。③筆算でも35×98=3430。くふうしてもしなくても答えは同じで、くふうすると計算が短い。
よくあるまちがい
②分配法則で、かっこの中の片方にだけかける((20+3) ×4を80+3とする)。
③37×99を3700−1としてしまう(ひくのは1ではなく37×1=37)。
②わる数を分子に入れてしまう(わる数は分母)。
③999×23を23000−1としてしまう(ひくのは23×1=23)。
②a÷□=bで、□=a×bとしてしまう(□=a÷b)。
③2段以上の式で、□に近い計算からもどってしまう(最後の計算からもどる)。
④たしかめをしない(もとの式に入れれば、すぐ気づける)。
②□をふくまない部分を計算しないまま逆算を始めて、順序が分からなくなる。
③かっこの内側からもどそうとする(いちばん外側からほどく)。
④分数でわる逆算で、分母と分子を入れかえ忘れる(÷ 34 =× 43)。
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 7問 |
| 自力の練習 | 9問 |
| 応用 | 5問 |
| 確認テストA | 6問 |
| 確認テストB | 6問 |
| 後日の確認 | 6問 |
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出典・この教材の範囲
この単元では、交換法則・結合法則・分配法則を使った計算の工夫(25×4・125×8などのまとまり、同じ数でくくる、100−1のようにばらす、小数点をずらしてそろえる、かけ算とわり算だけの式を1本の分数にする)と、□を求める逆算(整数・小数・分数、□がひく数・わる数の形、かっこの中の□、3段以上、□×3+□×5のように同じ□が2か所あるかんたんな形)をあつかいます。計算の順序や分数・小数の四則計算そのものは「計算①」、単位の換算・概数は「計算③」であつかいます。文字を使った方程式(移項など)、□が分母と分子の両方にある式、答えが2つある式、(a+b) × (a−b) などの公式を使う計算、難関校向けの複雑な計算はあつかいません。