資料の活用(グラフの読み取り・帯グラフと円グラフ・代表値・度数分布)
棒は大小・折れ線は変わり方・帯と円は割合/1目もりと波線/複合グラフは左右の目もり/実数=全体×割合・中心角=360°×割合・「うちの」はかけ算/二次元の表/平均値・中央値・最頻値と仮の平均/度数分布表と柱状グラフ/言えること・言えないこと
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この教材でできるようになること
- 棒グラフ・折れ線グラフ・帯グラフ・円グラフを 目的に合わせて使い分け、1目もりの大きさ(波線での省略にも注意)を求めて値や変わり方を読める
- 複合グラフ(棒と折れ線・左右2つの目もり)を読み、2つの量を組み合わせて計算できる
- 帯グラフ・円グラフで、実数=全体×割合・帯の長さ・中心角=360°×割合 を求められる
- 「○%のうちの△%」の2段階の割合をかけ算で求め、全体の数がちがうグラフを 実数になおして くらべられる
- 二次元の表 に整理し、合計を使って空らんをうめられる
- 平均値・中央値・最頻値 を求め、仮の平均 を使ってくふうして計算できる
- ドットプロット・度数分布表・柱状グラフ から、階級・度数・割合と、代表値が入る階級を読みとれる
- 資料から 言えること・言えないこと を、割合と実数のちがいや「以上・未満」に気をつけて判断できる
レッスンの内容
レッスン1 グラフの種類と目もり・複合グラフ
棒=大小、折れ線=変わり方。1目もりをたしかめる。複合グラフは左右の目もり
めやす22分
レッスン2 帯グラフと円グラフ(割合のグラフ)
実数=全体×割合、中心角=360°×割合。「うちの」はかけ算
めやす25分
レッスン3 二次元の表と代表値
合計から空らんをうめる。平均値・中央値・最頻値と仮の平均
めやす22分
レッスン4 度数分布と柱状グラフ・資料から言えること
階級・度数・以上と未満。1人1人の記録は分からない
めやす22分
例題を1問やってみよう
0と100の間が細い線で5つに分けられている
図は、ある町の4月から9月までの月ごとの降水量(棒グラフ・左の目もり)と平均気温(折れ線グラフ・右の目もり)を表した複合グラフです(架空の資料)。
①左の目もりの1目もりは何mm?
( )mm
②降水量がいちばん多い月の平均気温は何℃?
( )℃
③平均気温がいちばん高い月の降水量は何mm?
( )mm
答えと解き方を見る
答え ① 10mm ② 23℃ ③ 120mm
わかっていること 分かっている:月ごとの降水量(棒・左の目もり)と平均気温(折れ線・右の目もり)。求める:左の1目もり、降水量がいちばん多い月の気温、気温がいちばん高い月の降水量。
考え方 複合グラフは、棒は左の目もり、折れ線は右の目もり で読む。1目もりは、数が書いてある目もりの間がいくつに分けられているかで求める。
- ①左の目もりは0から50までが5つに分かれているので、50÷5=10(mm)
- ②降水量がいちばん多いのは9月(230mm)。9月の点を右の目もりで読むと23℃
- ③平均気温がいちばん高いのは8月(27℃)。8月の棒を左の目もりで読むと120mm
たしかめ 右の目もりの1目もりは5÷5=1℃。9月の点は20の線より3目もり上で23℃。8月の棒は100の線より2目もり上で120mm。
よくあるまちがい
②波線で省略したグラフで、点の 高さの比 を量の比と考えてしまう。
③複合グラフで、左と右の目もりを取りちがえる。
②2段階の割合で、%どうしをたしたりひいたりしてしまう(0.25×0.4のようにかける)。
③全体の数がちがうグラフで、割合だけを見て人数をくらべてしまう。
②個数が偶数のとき、中央値をまん中の2つの平均にしない。
③二次元の表で、合計の行や列を使わずに考えて迷う。
④仮の平均で、ちがいの平均を仮の平均にたしわすれる。
②「速いほうから」の向きを取りちがえる(50m走は記録の小さいほうが速い)。
③柱状グラフから、1人1人の記録や階級の中の平均まで分かると考えてしまう。
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 7問 |
| 自力の練習 | 9問 |
| 応用 | 5問 |
| 確認テストA | 6問 |
| 確認テストB | 6問 |
| 後日の確認 | 6問 |
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出典・この教材の範囲
この単元では、グラフの種類と目もりの読み方(波線での省略)、複合グラフ、帯グラフ・円グラフ(中心角・2段階の割合・全体の数がちがうグラフのくらべ方)、二次元の表、代表値(平均値・中央値・最頻値・仮の平均)、ドットプロット・度数分布表・柱状グラフ、資料から言えること・言えないことを、算数の計算としてあつかいます。グラフや表の数は、すべてこの教材のために作った架空の資料です。速さのダイヤグラムは「速さ」の単元、平均算の文章題(年齢算・つるかめ算との組み合わせなど)は「特殊算②」、文章と資料を合わせて読む国語の読み取りや記述は国語の「資料の読み取り」であつかいます。度数分布表から平均を見積もること、範囲・相対度数・累積度数・箱ひげ図など中学校で学ぶことがらはあつかいません。