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確率(起こりやすさを分数で表す:コイン・サイコロ・カード・くじ・袋の玉)

算数場合の数小6(中学受験)39問

確率=起こる場合の数÷すべての場合の数(同じように起こるときだけ)/コインは樹形図・サイコロ2つは6×6の表/同じ色の玉も区別する・もどす・もどさない・同時に/少なくとも=1−(1回もない)/くじは順番に関係ない/条件は表で全体をしぼる

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この教材でできるようになること

レッスンの内容

レッスン1 確率とは(コインと樹形図)

確率=起こる場合の数÷すべての場合の数。同じように起こるときだけ

めやす22分

レッスン2 サイコロ(6×6の表)

大小2つのサイコロは36通りの表で数える

めやす22分

レッスン3 カード・くじ・袋の玉

同じ色の玉も区別する。もどす・もどさない・同時に

めやす25分

レッスン4 少なくとも・順番・条件

1−(1回もない)/くじは順番に関係ない/条件で全体をしぼる

めやす25分

例題を1問やってみよう

コイン A・B の 出方AB表表裏裏表裏表 2枚表 1枚表 1枚表 0枚ぜんぶで 4 通り

表裏(Aが表・Bが裏)と裏表(Aが裏・Bが表)は別の出方

A・Bの2枚のコインを同時に投げます(どちらのコインも、表と裏は同じように出るものとします)。

①表と裏の出方は、全部で何通り?

(   )通り

②1枚が表で、1枚が裏になる確率は?

(   )

答えと解き方を見る

答え ① 4通り ② 1/2

わかっていること 分かっている:コインA・B、表と裏は同じように出る。求める:出方の数、表と裏が1枚ずつになる確率。

考え方 AとBを 区別 して樹形図にかくと、出方は表表・表裏・裏表・裏裏の4通りで、どれも同じように起こる。表と裏が1枚ずつなのは表裏・裏表の2通り。

  1. すべての出方:2×2=4(通り)
  2. 表と裏が1枚ずつ:表裏(A表・B裏)、裏表(A裏・B表)の2通り
  3. 確率:2÷4= 24 = 12(約分する)

たしかめ 4通りの確率をたすと、表表 14 +1枚ずつ 12 +裏裏 14 =1になる。

よくあるまちがい

よくあるつまずき「2枚のコインの出方は表表・表裏・裏裏の3通り。だから1枚が表で1枚が裏になる確率は 13」とするまちがい。
「表と裏が1枚ずつ」には、Aが表でBが裏 と Aが裏でBが表 の2通りがあります。3通りにまとめると、それぞれの起こりやすさが同じになりません(表と裏が1枚ずつは、表表の2倍起こりやすい)。コインをA・Bと区別して、4通りで数えます。
よくあるつまずき①コイン3枚の出方を「表が0枚・1枚・2枚・3枚の4通り」としてしまう(この4通りは起こりやすさがちがう)。
②「3÷5」のように、あてはまらない方の数でわってしまう。わる数は すべての場合の数 です。
よくあるつまずき「2つの目の和は2から12までの11通り。だから和が7になる確率は 111」とするまちがい。
和の11通りは 同じように起こりません。表を見ると、和7は6ます、和2は (1, 1) の1ますだけです。同じように起こる 36通り をもとに数えます。
よくあるつまずき①大小を区別せず、(1, 6) と (6, 1) を1つと数えてしまう(全体は36通り。21通りではない)。
②差を数えるとき、「大−小」だけで「小−大」の方(大小を入れかえた方)をわすれる。
③約分をわすれる(936 → 14)。
よくあるつまずき①同じ色の玉を1つにまとめて「赤か白の2通り」と数えてしまう。
②もどさないのに、2回目もはじめと同じこ数から取り出す計算をしてしまう(もどす・もどさないを問題文でたしかめる)。
③同時に取り出す問題で、すべての場合は組み合わせ(10通り)、あてはまる場合は順番つきと、数え方をまぜてしまう。

教材のつくり

説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。

段階問題数
手助けつき練習7問
自力の練習9問
応用5問
確認テストA6問
確認テストB6問
後日の確認6問

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出典・この教材の範囲

確率は小学校の教科書には出てこない、中学校でくわしく学ぶ内容です。中学入試では「場合の数」の応用として出ることがあります(出る学校は一部)。この単元では、コイン・サイコロ・カード・くじ・袋の玉などで、同じように起こる場合を数えて「全体の何分のいくつか」を出す考え方にしぼってあつかいます。条件つきの問題は表や樹形図で全体をしぼる方法だけをあつかい、確率のかけ算の公式・条件付き確率の式・期待値などはあつかいません。

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