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立体図形④立体の移動と重なり(転がす・通ったあと・くりぬき・重なった部分)

算数立体・切断小6(中学受験)39問

円すい・円柱・サイコロを転がす/まっすぐ動かした立体が通った部分(上から見た形×高さ)/辺のまわりに90°回す(横から見た形×奥行き)/2方向・3方向の穴の体積と表面積/積み木のくりぬきは1段ずつ/2つの立体の重なり(動く立体・上から見た重なり・高さごとの切り口)

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この教材でできるようになること

レッスンの内容

レッスン1 転がす(円すい・円柱・サイコロ)

回転数=母線÷半径/円柱は1回転で円周だけ進む/サイコロは1回ずつ追う

めやす22分

レッスン2 動かしてできる立体(まっすぐ動かす・辺のまわりに回す)

上から見た通った形×高さ/横から見た通った形×奥行き

めやす24分

レッスン3 穴をあけた立方体と積み木のくりぬき

重なりをたしもどす/表面積=外+内/1段ずつ数える

めやす25分

レッスン4 2つの立体の重なり

重なりの長さをかける/動く立体と時間/高さごとの切り口

めやす24分

例題を1問やってみよう

母線 12cm・底面の 半径 4cm の 円すいを 転がす母線 12cm半径 = 母線頂点上から 見た 図横から 見た 図半径 4cm母線 12cm

色のついた大きな円が、側面が通った部分

母線が12cm、底面の半径が4cmの円すいを、頂点を中心にして、平面の上ですべらないように転がします。円周率は3.14とします。

①底面の円周が通る大きな円の円周は何cm?

(   )cm

②円すいがもとの位置にもどるまでに、円すいは何回転する?

(   )回転

③もとの位置にもどるまでに、側面が通った部分の面積は何c㎡?

(   )c㎡

答えと解き方を見る

答え ① 75.36cm ② 3回転 ③ 452.16c㎡

わかっていること 分かっている:母線12cm、底面の半径4cm。求める:大きな円の円周、回転数、側面が通った部分の面積。

考え方 転がると、底面の円周が床にふれる点は、頂点を中心とし、母線(12cm)を半径とする円 の上を動く。すべらずに転がるので、大きな円周を底面の円周でわると回転数になる。側面が通った部分は、半径12cmの円そのもの。

  1. ①大きな円の円周:12×2×3.14=75.36(cm)
  2. 底面の円周:4×2×3.14=25.12(cm)
  3. ②75.36÷25.12=3(回転)…母線÷半径=12÷4=3でも出る
  4. ③12×12×3.14=452.16(c㎡)

たしかめ 側面積(母線×半径×3.14=12×4×3.14=150.72c㎡)の3回転分は150.72×3=452.16c㎡で、③と同じ。

よくあるまちがい

よくあるつまずき①回転数を「母線÷直径」や「高さ÷半径」にしてしまう。
②通った部分の面積を、側面積1回分だけにしてしまう(回転数の分まわって、大きな円になる)。
③サイコロで、転がす向きの面(右へなら右の面)が上にくると考えてしまう(上にくるのは反対がわ)。
よくあるつまずき①通った部分を「動いた長さの分」だけにして、はじめに立体があった分を入れ忘れる。
②円柱を動かすときに、長方形のたてを半径にしてしまう(たては直径)。両はしの半円を忘れる。
③回すときのおうぎ形の半径を辺の長さにしてしまう(えがくのはいちばん遠い頂点、つまり対角線のはし)。
よくあるつまずき①3方向の穴で「立方体−柱×3」で終わってしまう(まん中の立方体は3回ひかれている)。
②表面積で、穴の内がわのかべを入れ忘れる。または、穴が交わるまん中にもかべがあると考えてしまう。
③積み木で、前や右からの穴をすべての段にかいてしまう(その高さの段だけ)。
よくあるつまずき①重なりの長さを出すひき算で、どのはしを使うかを取りちがえる(右はしの小さいほう−左はしの大きいほう)。
②動く立体で、「動き始めてからの時間」と「重なり始めてからの時間」を取りちがえる。高さの重なりを高いほうにしてしまう。
③三角柱2つの重なりを三角柱だと思ってしまう(切り口が上ほど小さくなる→すい体)。

教材のつくり

説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。

段階問題数
手助けつき練習7問
自力の練習9問
応用5問
確認テストA6問
確認テストB6問
後日の確認6問

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出典・この教材の範囲

この単元では、円すい・円柱・サイコロを転がす問題、立体をまっすぐ動かしたり床についた辺のまわりに90°回したりしたときに通った部分の体積、2方向・3方向から穴をあけた立方体の体積と表面積、積み木のくりぬき(1段ずつ数える)、2つの立体の重なった部分の体積(動く立体・上から見た重なり・高さごとの切り口)をあつかいます。円周率は3.14を使います。円すいの展開図・表面積・回転体は「立体図形③」、立方体の展開図・切断・サイコロの展開図は「立体図形②」であつかいます。立方体の頂点が転がってえがく線の長さ(対角線の長さそのものがいるもの)、ななめに動かす問題、円柱どうしの重なり、積み木を平面で切る問題、難関校で出る複雑な立体の移動はあつかいません。

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