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水溶液の性質(実験の比較)

理科水溶液の性質小6〜(中学受験の水溶液の基礎)39問

指示薬・蒸発して残るもの・においの調べ方・金属との反応・水溶液の判別・中和の入り口

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この教材でできるようになること

レッスンの内容

レッスン1 酸性・中性・アルカリ性と指示薬

リトマス紙・BTB液で3つに分ける

めやす15分

レッスン2 蒸発させて残るもの・におい

固体は残る・気体は残らない・手であおぐ

めやす15分

レッスン3 金属との反応

あわ(水素)・とけた金属は別の物質

めやす15分

レッスン4 水溶液の判別と中和の入り口

なかまに分けて、ちがいが出る実験を選ぶ

めやす20分

例題を1問やってみよう

酸性青色赤色青色が赤くなる中性青色赤色どちらも変わらないアルカリ性青色赤色赤色が青くなる点線より下が、水溶液をつけたところ(リトマス紙はピンセットで持つ)

リトマス紙の色の変化。ガラス棒で水溶液を少しつける。1つ調べるたびに、ガラス棒を水で洗う。

ある水溶液をガラス棒につけて、青色リトマス紙と赤色リトマス紙につけました。図のように、青色リトマス紙だけが赤くなり、赤色リトマス紙は変わりませんでした。

①この水溶液の性質は?

  1. ア中性
  2. イ酸性
  3. ウアルカリ性

②この水溶液にBTB液を入れると、何色になる?

  1. ア黄色
  2. イ緑色
  3. ウ青色

③この水溶液として考えられるものは?

  1. ア石灰水
  2. イ食塩水
  3. ウ炭酸水
答えと解き方を見る

答え ① イ 酸性 ② ア 黄色 ③ ウ 炭酸水

わかっていること 青色リトマス紙→赤くなった。赤色リトマス紙→変わらなかった。

考え方 リトマス紙は、酸性なら青色が赤に、アルカリ性なら赤色が青に変わる。どちらの紙の色が変わったかで、3つの性質のどれかが決まる。BTB液は同じ性質を別の色で表すので、性質が分かれば色も分かる。

  1. 青色リトマス紙が赤くなった→酸性
  2. 酸性の水溶液にBTB液を入れる→黄色
  3. 酸性の水溶液は、塩酸・炭酸水・酢など→選択肢の中では炭酸水

たしかめ 赤色リトマス紙が変わらなかったことも、「アルカリ性ではない」ことと合っている。

よくあるまちがい

よくあるつまずき「青色リトマス紙が青いまま=アルカリ性」と決めてしまうこと。青色リトマス紙が変わらないのは、中性でもアルカリ性でも 同じです。アルカリ性かどうかは、赤色リトマス紙 やBTB液で調べます。
家の洗剤をまぜない家庭用の洗剤や漂白剤(ひょうはくざい)にも、酸性やアルカリ性のものがあります。「まぜるな危険」と書かれた 塩素系 の洗剤・漂白剤と、酸性タイプ の洗剤をまぜると、有毒な気体(塩素)が出て、とても危険です。家で洗剤をまぜたり、水溶液の実験をしたりしないでください。
安全のためににおいを調べるときは、鼻を直接近づけず、手であおいで においを鼻のほうへ送ります。塩化水素やアンモニアの気体を直接すいこむと、鼻やのどをいためます。窓を開けて 換気 しながら行います。
よくあるつまずき「蒸発させて何も残らない=何もとけていない(ただの水)」と考えること。塩酸・炭酸水・アンモニア水は 気体がとけている ので何も残りませんが、リトマス紙やBTB液の色は変わります。また、「酸性なら何も残らない」もまちがいです。ホウ酸水 は酸性ですが、固体(ホウ酸)がとけているので、白い固体が残ります。
安全のために金属がとけるときは熱が出て、試験管が熱くなることがあります。試験管は試験管立てに立て、口を人に向けません。水素は火がつきやすい気体なので、火を近づける実験は先生が行います。

教材のつくり

説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。

段階問題数
手助けつき練習7問
自力の練習12問
応用4問
確認テストA5問
確認テストB5問
後日の確認6問

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出典・この教材の範囲

この単元では、小学6年「水溶液の性質」と、中学受験でよく出る基礎(指示薬・蒸発・におい・金属との反応・判別・中和の入り口)をあつかいます。中和の計算(残る固体の重さ・グラフ)、気体の発生の量の計算、もののとけ方(溶解度・再結晶)は、あとの単元につなげます。実験は、学校の理科室で先生といっしょに行うものとして書いています。表は、ふつうの実験で見られる結果をまとめて教材用に作ったものです(中和の実験7の数は、教材用の仮のデータ)。

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