水溶液の性質(実験の比較)
指示薬・蒸発して残るもの・においの調べ方・金属との反応・水溶液の判別・中和の入り口
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この教材でできるようになること
- リトマス紙・BTB液の色の変化から 酸性・中性・アルカリ性 を判断し、よく出る水溶液を分けられる
- 蒸発させた結果やにおいから、とけているものが 固体か気体か を判断できる(においは手であおぐ)
- 塩酸・水酸化ナトリウム水溶液と金属の反応を言え、とけた金属が 別の物質 に変わったことを性質のちがいから説明できる
- 実験の結果の表から水溶液を見分け、見分けるのに必要な実験 を理由とともに選べる
- 酸性とアルカリ性を混ぜたときの変化(中和)と、あとに残るものを判断できる
- 実験の条件と結果をもとに、理由を文章で説明できる(記述)
レッスンの内容
レッスン1 酸性・中性・アルカリ性と指示薬
リトマス紙・BTB液で3つに分ける
めやす15分
レッスン2 蒸発させて残るもの・におい
固体は残る・気体は残らない・手であおぐ
めやす15分
レッスン3 金属との反応
あわ(水素)・とけた金属は別の物質
めやす15分
レッスン4 水溶液の判別と中和の入り口
なかまに分けて、ちがいが出る実験を選ぶ
めやす20分
例題を1問やってみよう
リトマス紙の色の変化。ガラス棒で水溶液を少しつける。1つ調べるたびに、ガラス棒を水で洗う。
ある水溶液をガラス棒につけて、青色リトマス紙と赤色リトマス紙につけました。図のように、青色リトマス紙だけが赤くなり、赤色リトマス紙は変わりませんでした。
①この水溶液の性質は?
- ア中性
- イ酸性
- ウアルカリ性
②この水溶液にBTB液を入れると、何色になる?
- ア黄色
- イ緑色
- ウ青色
③この水溶液として考えられるものは?
- ア石灰水
- イ食塩水
- ウ炭酸水
答えと解き方を見る
答え ① イ 酸性 ② ア 黄色 ③ ウ 炭酸水
わかっていること 青色リトマス紙→赤くなった。赤色リトマス紙→変わらなかった。
考え方 リトマス紙は、酸性なら青色が赤に、アルカリ性なら赤色が青に変わる。どちらの紙の色が変わったかで、3つの性質のどれかが決まる。BTB液は同じ性質を別の色で表すので、性質が分かれば色も分かる。
- 青色リトマス紙が赤くなった→酸性
- 酸性の水溶液にBTB液を入れる→黄色
- 酸性の水溶液は、塩酸・炭酸水・酢など→選択肢の中では炭酸水
たしかめ 赤色リトマス紙が変わらなかったことも、「アルカリ性ではない」ことと合っている。
よくあるまちがい
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 7問 |
| 自力の練習 | 12問 |
| 応用 | 4問 |
| 確認テストA | 5問 |
| 確認テストB | 5問 |
| 後日の確認 | 6問 |
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出典・この教材の範囲
この単元では、小学6年「水溶液の性質」と、中学受験でよく出る基礎(指示薬・蒸発・におい・金属との反応・判別・中和の入り口)をあつかいます。中和の計算(残る固体の重さ・グラフ)、気体の発生の量の計算、もののとけ方(溶解度・再結晶)は、あとの単元につなげます。実験は、学校の理科室で先生といっしょに行うものとして書いています。表は、ふつうの実験で見られる結果をまとめて教材用に作ったものです(中和の実験7の数は、教材用の仮のデータ)。