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速さの応用④動く歩道とエスカレーター(歩く速さと動く速さ・止まって乗る・逆向き・段数)

算数速さ・旅人算小6(中学受験)39問

動く歩道(同じ向き=和・逆向き=差・止まって乗る)、エスカレーターの時間(長さを最小公倍数とみる)と段数、動く歩道の上や横でのすれちがい・追いかけ

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この教材でできるようになること

レッスンの内容

レッスン1 動く歩道(同じ向き・逆向き・止まって乗る)

同じ向き=歩く+歩道、逆向き=歩く−歩道

めやす20分

レッスン2 エスカレーターの時間

長さを時間の最小公倍数とみて、1秒に進む量をたす・ひく

めやす20分

レッスン3 エスカレーターの段数

見えている段数=歩いた段数+運ばれた段数

めやす25分

レッスン4 応用(横の通路・すれちがい・追いかけ・グラフ)

地面から見た速さで考える・2人とも歩道の上なら歩道の速さは消える

めやす22分

例題を1問やってみよう

長さ 120m の 動く歩道動く歩道 → 分速30m歩く 分速90m長さ 120m

歩道は右向きに分速30m。その上を右向きに分速90mで歩く

長さ60mの動く歩道が、秒速0.6mで動いています。ふつうの道を秒速1.4mで歩く人が、この動く歩道を使います。

①歩道と同じ向きに歩くと、はしからはしまで何秒?

(   )秒

②歩道と逆向きに歩くと何秒?

(   )秒

③歩かずに止まって乗ると何秒?

(   )秒

答えと解き方を見る

答え ① 30秒 ② 75秒 ③ 100秒

わかっていること 分かっている:長さ60m、歩道秒速0.6m、歩く速さ秒速1.4m。求める:同じ向き・逆向き・止まって乗るときの時間。

考え方 地面から見た速さで考える。同じ向きは歩道に運ばれる分だけ速く、逆向きはおしもどされる分だけおそくなる。止まっていれば歩道の速さだけ。

  1. 同じ向き:1.4+0.6=2(m/秒)、60÷2=30(秒)
  2. 逆向き:1.4−0.6=0.8(m/秒)、60÷0.8=75(秒)
  3. 止まって乗る:60÷0.6=100(秒)

たしかめ 30秒で、自分の足で1.4×30=42m、歩道に0.6×30=18m運ばれて、合わせて60m。75秒では105m歩いて45mもどされ、105−45=60m。

よくあるまちがい

安全のために実際の動く歩道やエスカレーターでは、走ったり、逆向きに歩いたりしてはいけません。エスカレーターは手すりにつかまって、立ち止まって乗りましょう。この教材の「歩く」「逆向きに歩く」場面は、速さを考えるための 算数の問題 です。
よくあるつまずき①逆向きに歩くときも速さをたしてしまう。逆向きは ひく。
②止まって乗るときに、歩く速さを入れてしまう。止まっていれば 歩道の速さだけ。
③歩道の速さを「同じ向き−逆向き」で終わらせて、2でわり忘れる。
④秒速と分速、秒と分がまざったまま計算する。
よくあるつまずき①時間をそのままたす・ひく(60+40=100秒、60−40=20秒など)。たせるのは 1秒に進む量(速さ) だけ。
②2つの時間の平均((60+40) ÷2=50秒)にしてしまう。
③見当をつけない。両方の力で進むなら、答えは どちらの時間よりも短く なる。
安全のためにエスカレーターは手すりにつかまって、立ち止まって乗りましょう。下りのエスカレーターを上るような 逆向きの歩き方は、算数の問題の中だけ です。点検などで止まっているエスカレーターに勝手に入らず、係の人の案内にしたがいます。
よくあるつまずき①逆向きなのに「歩いた+運ばれた」とたしてしまう。逆向きは ひく。
②歩いた段数をそのまま時間と思う(1秒に2段なら、時間は段数÷2)。
③2回の段数の平均((24+72) ÷2=48段)を答えにしてしまう。

教材のつくり

説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。

段階問題数
手助けつき練習7問
自力の練習9問
応用5問
確認テストA6問
確認テストB6問
後日の確認6問

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出典・この教材の範囲

この単元では、動く歩道(同じ向き・逆向き・止まって乗る)と、エスカレーター(長さを最小公倍数とみる時間の問題・段数の問題)、動く歩道の上や横でのすれちがい・追いかけをあつかいます。流水算そのものは速さの応用②、速さの比は速さの応用③であつかいます。問題の「歩く」「逆向きに歩く」は速さを考えるための算数の場面です。実際のエスカレーターは立ち止まって乗り、動く歩道でも走ったり逆向きに歩いたりしないようにしましょう。

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