理科生物季節と生き物(植物の一年・冬越し・春の七草・生き物のくらしと気温)
サクラとヘチマの一年・ヘチマのお花とめ花・受粉と実・冬越しのすがた(種子・冬芽・ロゼット・地下のくき・球根)・ロゼットのよさ・落葉樹と常緑樹・花のさく順・春の七草と秋の七草・サクラの開花前線と紅葉前線・気温とくきののび・生き物のくらしと気温・観察カードと気温のはかり方
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この教材でできるようになること
- サクラ(木)と ヘチマ(草)の 一年の変化 を、季節の順に答えられる
- ヘチマの お花とめ花 のちがいと、実ができる条件(受粉)を答えられる
- 冬越しのすがた(種子・冬芽・ロゼット・地下のくきや根・球根)でなかま分けでき、ロゼットのよさ と 落葉樹・常緑樹 のちがいを説明できる
- 季節の花が さく順 と、春の七草・秋の七草 を答えられる
- 開花前線 の資料から、開花日のちがいを気温・標高と結びつけて読み、日数や進む速さを計算できる
- 気温の表・グラフ と生き物のようすを結びつけて読み、観察のしかた(同じ時こく・日かげ・1.2〜1.5m)を説明できる
レッスンの内容
レッスン1 植物の一年(サクラとヘチマ)
春芽ぶき・花/夏成長/秋実と種子・紅葉と落葉/冬冬芽や種子/ヘチマのめ花のふくらみ→実
めやす18分
レッスン2 冬越しのすがた
種子・冬芽・ロゼット・地下のくきや根・球根/ロゼットは日光を受け風をさける/落葉樹と常緑樹
めやす15分
レッスン3 季節の花と開花前線
ウメ→サクラ→アジサイ→ヒマワリ→キク/春の七草は食べる・秋の七草は見る/前線は南から北へ・低地から高地へ
めやす20分
レッスン4 気温と生き物・観察のしかた
気温が高いころよくのびる/のび=長さの差/同じ株・同じ時こく/日かげ・1.2〜1.5m/折れ線と棒
めやす20分
例題を1問やってみよう
資料1 サクラとヘチマの一年
| 季節 | サクラ(ソメイヨシノ) | ヘチマ |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 花が さき、その あと 葉が 出る | 4〜5月に たねを まく。発芽する(子葉は 2まい) |
| 夏(6〜8月) | 葉が しげる | くきや つるが よく のび、黄色い 花が さく |
| 秋(9〜11月) | 葉の 色が 変わり、落ちる | 実が 大きく なり、じゅくすと 茶色く なる。中に 黒い 種子 |
| 冬(12〜2月) | 葉が なく、枝に 冬芽を つけて いる | 株は かれて、種子で 冬を こす |
関東地方の平地でのめやす(年や場所によってずれる)。サクラは何年も生きる木、ヘチマは1年でかれる草。
資料1と図(ヘチマの花)を見て答えよう。
①サクラ(ソメイヨシノ)のようすを、春から季節の順にならべたものは?
- ア葉がしげる→花がさく→葉の色が変わって落ちる→冬芽で冬をこす
- イ花がさく→葉の色が変わって落ちる→葉がしげる→冬芽で冬をこす
- ウ花がさく→葉がしげる→葉の色が変わって落ちる→冬芽で冬をこす
②ヘチマの花で、受粉すると実になるのは?
- アお花もめ花も実になる
- イお花
- ウめ花
③ヘチマが冬をこすすがたは?
- ア種子
- イ冬芽
- ウロゼット
- エ球根
答えと解き方を見る
答え ① ウ 花がさく→葉がしげる→葉の色が変わって落ちる→冬芽で冬をこす ② ウ め花 ③ ア 種子
わかっていること 資料1:サクラとヘチマの季節ごとのようす。図:ヘチマのお花とめ花。
考え方 ①サクラ(ソメイヨシノ)は春に花がさき、夏に葉がしげり、秋に葉の色が変わって落ち、冬は枝の冬芽で冬をこす。②め花の花の下のふくらみが、受粉すると実になる。③ヘチマは1年でかれる植物で、秋に種子を残してかれ、種子で冬をこす。
- ①資料1のサクラのらんを、春→夏→秋→冬の順に読む
- ②花の下のふくらみ=実になる所
- ③1年でかれる植物は種子で冬をこす
たしかめ サクラ(何年も生きる木)とヘチマ(1年でかれる草)では、冬のすがたがちがう。
よくあるまちがい
「サクラもヘチマも、冬はかれている」と考えがち。サクラ(木)は葉を落としても 生きていて、枝の 冬芽 で冬をこし、何年も生きる。
冬芽は春になってからできるのではなく、冬の前(夏〜秋)にできていて、春にひらく。
イチョウはマツ・スギと同じ裸子植物(「植物」の教材)だが、秋に葉を落とす 落葉樹。
「北にある地点ほど、かならず開花がおそい」と考えがち。標高の高い所(C)は、南にあっても気温が低く、おそくなる。
「春の七草も秋の七草も食べる」と考えがち。秋の七草は 花を見て楽しむ もの。
地面の近くではかると、地面の温度のえいきょうを受けやすい。
観察のたびにちがう株をえらぶと、成長のようすをくらべられない(株によるちがいが入ってしまう)。
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 7問 |
| 自力の練習 | 9問 |
| 応用 | 5問 |
| 確認テストA | 6問 |
| 確認テストB | 6問 |
| 後日の確認 | 6問 |
関連する教材
先に学ぶとよい教材:理科生物①植物(発芽の条件・花と実)
次に学ぶ教材:理科生物③動物(こん虫・変態と冬ごし)
次に学ぶ教材:理科生物④生物と環境
同じ単元の教材:理科生物①植物(発芽・光合成と呼吸・蒸散・花と分類)、理科生物②人体(消化と吸収・呼吸・心臓と血液・肝臓とじん臓・骨と筋肉と感覚)、理科生物③動物(こん虫・変態と冬ごし・メダカ・せきつい動物・食べ物とからだ)、理科生物④生物と環境(食物連鎖・数のつり合い・炭素の流れと分解者・環境と人間・数の調べ方)、理科生物⑤森林・海・動物の子育て(森林のはたらき・海の食物連鎖・卵の数と子育て)
出典・この教材の範囲
花のさく時期は 関東地方の平地でのめやす、日本の開花前線の時期もめやすです(年・場所・品種でずれます)。資料4〜6の数と記録は 教材用の架空のデータ です。植物のからだのつくり・光合成・発芽の条件は「植物」、こん虫の冬ごし・冬眠・わたりは「動物」「生物と環境」の教材であつかいます。紅葉のしくみ(葉の色が変わる理由)や、昼の長さと花のさく時期の関係にはふれません。答えはプログラムで計算しなおしています。