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公民③地方自治とくらし・経済・財政

社会憲法・三権分立小5〜(中学受験の公民)48問

地方自治(首長と議会・条例・都道府県と市区町村の分担・直接請求)・地方財政と税(国税と地方税・直接税と間接税・消費税)・経済のしくみ(企業・需要と供給・日本銀行・景気対策・円高円安)・国の財政と社会保障

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この教材でできるようになること

レッスンの内容

レッスン1 地方自治

首長と地方議会(二元代表制)/知事30才・市区町村長25才/条例/都道府県と市区町村の分担/直接請求50分の1・3分の1

めやす24分

レッスン2 地方財政と税

自主財源と依存財源/国税と地方税/直接税と間接税/累進課税/消費税10%・軽減税率8%

めやす20分

レッスン3 経済のしくみ

家計・企業・政府の循環/株式会社・中小企業・CSR/需要と供給と均衡価格/日本銀行の3つの役割/景気の波と景気対策/インフレ・デフレ/円高・円安

めやす30分

レッスン4 国の財政と社会保障

歳入と歳出/社会保障関係費がいちばん多い/国債/4つの柱と生存権

めやす18分

例題を1問やってみよう

資料 直接請求権

請求の 種類必要な 署名請求先その あと
条例の 制定・改廃有権者の 50分の1以上首長首長が 議会に かけて 決める
監査有権者の 50分の1以上監査委員監査委員が 仕事や お金の 使い方を 調べる
議会の 解散有権者の 3分の1以上(原則)選挙管理委員会住民投票で 過半数が 賛成なら 解散
首長・議員の 解職(リコール)有権者の 3分の1以上(原則)選挙管理委員会住民投票で 過半数が 賛成なら 職を 失う
署名の 数=有権者の 数 ÷ 50(50分の1)、有権者の 数 ÷ 3(3分の1)

「原則」…有権者がとても多い地域では、必要な署名の数を少なくする決まりがある。住民投票は、地域の大事な問題について条例にもとづいて行われることもある。

有権者が36万人のX市で、住民が新しい条例をつくることを求めようとしている。資料を見て答えよう。

①条例の制定の請求は、どこに出す?

  1. ア監査委員
  2. イ選挙管理委員会
  3. ウ市長(首長)

②請求に必要な署名は、少なくとも何人?

(   )人

③請求を受けたあと、条例をつくるかどうかを決めるのはどこ?

  1. ア住民投票
  2. イ市議会(地方議会)
  3. ウ国会
答えと解き方を見る

答え ① ウ 市長(首長) ② 7200人 ③ イ 市議会(地方議会)

わかっていること X市の有権者=36万人。条例の制定・改廃の請求=有権者の50分の1以上→首長へ。

考え方 条例をつくるのは 地方議会 の仕事。だから住民は 首長 に請求し、首長が 議会にかけて 決める。必要な署名は「50分の1以上」なので 50でわる。

  1. 表の1行目→請求先は首長(市長)
  2. 360000÷50=7200(人)
  3. 表の1行目の右→首長が議会にかけて決める

たしかめ 7200×50=360000。もとの有権者の数にもどる。

よくあるまちがい

よくあるつまずき請求先 をまちがえること。条例は 首長、監査は 監査委員、議会の解散と解職は 選挙管理委員会 です。
また、50分の1 と 3分の1 を逆にしないように。「きまりをつくって・調べて」は50分の1、「やめさせて・解散させて」は3分の1。
よくあるつまずき地方交付税交付金(使い道 自由・差を小さくする)と 国庫支出金(使い道が 決まっている)を取りちがえること。
もう1つは「消費税はお店がおさめるから直接税」とするまちがい。負担するのは買う人 なので 間接税 です。
よくあるつまずき「150円→120円で数がへったから円安」とするまちがい。1ドルを手に入れるのにいる円がへった=円が強くなった=円高 です。
また、日本銀行が発行するのは お札(日本銀行券)。硬貨(コイン)は政府が発行 します。
よくあるつまずき社会保険 と 公的扶助 を混ぜること。社会保険は 保険料をおさめた人 が給付を受けるしくみ、公的扶助(生活保護)は 税金 で生活にこまっている人を助けるしくみです。
もう1つは「国債費=国債で借りたお金」とするまちがい。借りたお金は歳入の 公債金、返す お金が歳出の 国債費 です。

教材のつくり

説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。

段階問題数
手助けつき練習10問
自力の練習12問
応用8問
確認テストA6問
確認テストB6問
後日の確認6問

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出典・この教材の範囲

消費税の税率(10%・軽減税率8%)、被選挙権・直接請求の署名の数などのしくみ、国の歳出のうちわけのめやす(社会保障関係費がおよそ3分の1)、65才以上の人の割合(およそ3割)は、2026年9月時点のものです。税率は変わることがあります(2026年9月、政府は2027年4月から2年間飲食料品の税率を1%に下げる方針を決めました。法律はまだ成立していません)。制度や割合も変わることがあるので、最新の資料で確かめよう。直接請求の「3分の1以上」は原則で、有権者がとても多い地域では、必要な署名の数を少なくする決まりがあります。中小企業の割合(企業の数の99%以上・働く人のおよそ7割)は、国の統計で示される近年のめやすです。国・都道府県・市区町村の仕事の分担はおもな例で、地域によってちがうことがあります。日本銀行の金融政策のくわしいやり方(国債の売り買いなど)や、株式会社のくわしいしくみは、中学校で学ぶのであつかいません。りんご・ノートの市場の数や、A市・B町の財源のグラフ、景気の波の図は、しくみを学ぶための架空の例・模式図です。税や社会保障のあり方にはさまざまな意見があります。この教材では、しくみをていねいにおさえることを大切にしています。

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