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公民①日本国憲法と基本的人権

社会憲法・三権分立小5〜(中学受験の公民)39問

三大原則・天皇の国事行為・基本的人権(平等・自由・社会・参政・請求)・新しい人権・三大義務・平和主義と憲法改正

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この教材でできるようになること

レッスンの内容

レッスン1 日本国憲法のなりたちと三大原則

1946年11月3日公布・1947年5月3日施行/三大原則/前文/天皇は象徴・国事行為

めやす20分

レッスン2 基本的人権(平等権・自由権・社会権)

第11条/法の下の平等(第14条)/自由権の3つ/生存権(第25条)と労働基本権

めやす20分

レッスン3 参政権・請求権・新しい人権と義務

参政権・請求権/環境権・知る権利・プライバシーの権利・自己決定権/公共の福祉/三大義務

めやす18分

レッスン4 平和主義と憲法改正

第9条/自衛隊(1954年)/非核三原則/第96条(3分の2以上→国民投票で過半数→天皇が公布)

めやす18分

例題を1問やってみよう

資料 日本国憲法のなりたちと三大原則

大日本帝国憲法日本国憲法
できた 時期明治時代に 発布1946年11月3日 公布/1947年5月3日 施行
主権天皇国民
天皇の 立場国の 元首として 国を おさめる日本国と 日本国民統合の 象徴
国民の 権利法律の 範囲の中で みとめるおかすことのできない 永久の 権利
軍隊天皇が 陸海軍を ひきいる戦争を 放棄し、戦力を もたない(第9条)
議会衆議院と 貴族院衆議院と 参議院(どちらも 選挙で えらぶ)
2つの 憲法を くらべる
日本国憲法の 三大原則① 国民主権 … 政治を 決める 力は 国民に ある② 基本的人権の尊重 … 生まれながらの 権利を 大切に③ 平和主義 … 戦争を 放棄し、戦力を もたない(第9条)11月3日=文化の日、5月3日=憲法記念日前文(原文から 一部)日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、……政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。むかしの かなづかい(よつて=よって、やうに=ように)のまま

条文は日本国憲法の原文から引いています(むかしのかなづかいをふくみます)。

資料を見て答えよう。

①日本国憲法が公布されたのはいつ?

  1. ア1947年5月3日
  2. イ1946年11月3日
  3. ウ1947年11月3日

②日本国憲法で、主権をもつのはだれ?

  1. ア内閣総理大臣
  2. イ国民
  3. ウ天皇

③日本国憲法で、天皇はどんな立場になった?

  1. ア内閣の長
  2. イ国の元首
  3. ウ日本国と日本国民統合の象徴
答えと解き方を見る

答え ① イ 1946年11月3日 ② イ 国民 ③ ウ 日本国と日本国民統合の象徴

わかっていること 公布=1946年11月3日(文化の日)、施行=1947年5月3日(憲法記念日)。主権は国民、天皇は象徴。

考え方 主権が国民に移ったので、天皇は政治を行う立場ではなく、国のまとまりをあらわす象徴 になった。①〜③は1つにつながっている。

  1. 表の1行目→1946年11月3日公布
  2. 表の「主権」の行→国民
  3. 表の「天皇の立場」の行→象徴

たしかめ 1947年5月3日は施行(実際に使いはじめた)日。公布と施行を分ける。

よくあるまちがい

よくあるつまずき「指名」と「任命」 を混ぜること。内閣総理大臣は 国会が指名→天皇が任命、最高裁判所長官は 内閣が指名→天皇が任命。天皇は 自分でえらばず、形のうえで任命します。
また、公布(11月3日) と 施行(5月3日) の入れちがえにも注意しましょう。
よくあるつまずき「職業を選ぶ自由」 と 「勤労の権利」 を混ぜること。仕事を自分で選ぶ=自由権(経済活動の自由)、働く機会をもとめる=社会権(勤労の権利)。「国にじゃまされない」か「国にもとめる」かで分けましょう。
よくあるつまずき「普通教育を受けさせる義務」を子どもの義務 とすること。義務を負うのは 保護者 で、子どもには 教育を受ける権利 があります。
また、選挙で投票すること は 権利(参政権) で、三大義務には入りません。
よくあるつまずき「3分の2以上」と「過半数」の入れちがえ。国会の発議=各議院の総議員の3分の2以上、国民投票=過半数。
また、発議するのは 国会 です。内閣 ではありません。

教材のつくり

説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。

段階問題数
手助けつき練習7問
自力の練習9問
応用5問
確認テストA6問
確認テストB6問
後日の確認6問

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出典・この教材の範囲

条文は日本国憲法の原文から引いています(むかしのかなづかいをふくみます)。選挙権・国民投票の年れい(18才以上)や「日本国憲法はこれまで一度も改正されていない」ことは 2026年9月時点 のものです。変わることがあるので、最新の資料で確かめよう。憲法改正や、自衛隊と第9条の関係など、意見が分かれることがらは、この教材では しくみと事実だけ をあつかい、どの意見が正しいかは書いていません(さまざまな意見があります)。非核三原則は2026年9月時点の政府の方針で、見直しをめぐってもさまざまな意見があります。

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