歴史⑫戦後から現代まで
GHQと民主化・日本国憲法の三原則・独立の回復と国連加盟・高度経済成長・四大公害病・バブル経済と崩壊・現代の課題
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この教材でできるようになること
- GHQ による民主化(農地改革・財閥解体・選挙権の拡大・教育の改革)を説明できる
- 日本国憲法 の 三原則 と、公布(1946年11月3日)・施行(1947年5月3日) を言える
- 大日本帝国憲法とのちがい を、主権・天皇の立場・国民の権利 でくらべられる
- 朝鮮戦争(1950年)→サンフランシスコ平和条約(1951年)→独立の回復(1952年)→国際連合加盟(1956年)→沖縄復帰(1972年) の流れを説明できる
- 高度経済成長(1955年ごろ〜1973年)のようすと、東京オリンピック・オイルショック を説明できる。バブル経済(1980年代後半)と、1990年代はじめの崩壊・そのあとの 長い不況 を説明できる
- 四大公害病 の場所・原因・対策を結びつけ、少子高齢化 などいまの課題を言える
レッスンの内容
レッスン1 GHQと戦後の民主化
農地改革/財閥解体/20才以上の男女に選挙権
めやす18分
レッスン2 日本国憲法
三原則/1946年11月3日公布・1947年5月3日施行/2つの憲法のちがい
めやす20分
レッスン3 独立の回復と国際社会へ
1950朝鮮戦争/1951平和条約/1956国連加盟/1972沖縄復帰
めやす18分
レッスン4 高度経済成長・公害・現代
1964オリンピック/1973オイルショック/四大公害病/バブル経済と崩壊(1990年代はじめ)/いまの課題
めやす26分
例題を1問やってみよう
資料 GHQによる民主化
| 改革 | 内容 | ねらい |
|---|---|---|
| 農地改革 | 地主が もつ 農地を 政府が 買い上げ、小作人に 安く 売りわたした | 多くの 農家が 自分の 土地を もつ 自作農に なり、農村の しくみが 変わった |
| 財閥解体 | 三井・三菱などの 財閥を 分け、いくつもの 会社に した | 少数の 家が 経済を 動かす しくみを あらためた |
| 選挙権の 拡大 | 20才以上の すべての 男女に 選挙権(1945年) | 初めて 女性に 選挙権が あたえられた。翌1946年の 選挙で 39人の 女性議員が 生まれた |
| 教育の 改革 | 教育基本法・学校教育法(1947年)。小学校6年・中学校3年の 9年間を 義務教育に | 軍国主義の 教育を あらため、民主的な 教育に した |
| そのほか | 労働組合法・軍隊の 解散・言論の 自由の 回復 | 戦争を 支えた しくみを あらためた |
| 1925年 普通選挙法 | 1945年の 改正 | |
|---|---|---|
| 年れい | 25才以上 | 20才以上 |
| 性別 | 男子のみ | 男女 |
| 有権者の 割合 | 全人口の 約20% | 全人口の 約50% |
割合は、教科書で一般に示される数値です。
資料を見て答えよう。
①農地改革で土地を手に入れたのはだれ?
- ア財閥
- イ地主
- ウ小作人
②1945年の改正で選挙権を得たのはどんな人?
- ア税をおさめる男女
- イ25才以上のすべての男子
- ウ20才以上のすべての男女
③財閥解体のねらいはどれ?
- ア解散した軍隊をもう一度強くすること
- イ農地を地主の手に集めなおすこと
- ウ少数の家が経済を動かすしくみをあらためること
答えと解き方を見る
答え ① ウ 小作人 ② ウ 20才以上のすべての男女 ③ ウ 少数の家が経済を動かすしくみをあらためること
わかっていること 農地改革=地主から買い上げ小作人へ。選挙権=1945年に20才以上の男女。
考え方 どの改革も「少数の人に力が集まるしくみをくずす」という同じ向きをもっている。だからまとめて民主化とよばれる。
- 表の1行目→小作人に売りわたした
- 表の3行目→20才以上の男女
- 表の2行目の右→少数の家が動かすしくみをあらためる
たしかめ 25才以上の男子だけだったのは1925年の普通選挙法。
よくあるまちがい
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 7問 |
| 自力の練習 | 7問 |
| 応用 | 5問 |
| 確認テストA | 6問 |
| 確認テストB | 6問 |
| 後日の確認 | 6問 |
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出典・この教材の範囲
年は、教科書で一般に示される年を使っています。有権者の割合や経済成長率は、本によって示し方がちがうことがあります。バブル経済の時期(1980年代後半〜1990年代はじめ)も、本によって少しちがう書き方があります。公害や基地の問題は、いまも続いていることがらです。この教材では、起きた事実と、国が行った対策をていねいにおさえることを大切にしています。