説明文の対比と要旨
対比・段落・主張と根拠・要旨・記述と書き直し
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この教材でできるようになること
- 文章の中で、筆者が 何と何をくらべているか(対比) を見つけ、違いと共通点を整理できる
- 段落の役割(話題・具体例・対比・まとめ)と、段落どうしの関係をとらえられる
- 筆者の主張 と、それを支える 根拠の文 を見分けて指し示せる
- 要旨に合う選択肢を選び、ほかの選択肢の 誤りの種類 を説明できる
- 設問の条件に合わせて 要旨・対比を記述 し、採点の基準をもとに 書き直せる
レッスンの内容
レッスン1 対比を見つける
何と何をくらべている?
めやす15分
レッスン2 段落の役割と、主張・根拠
話題・具体例・対比・まとめ
めやす15分
レッスン3 要旨をとらえ、選択肢を吟味する
誤りの種類を見分ける
めやす15分
レッスン4 要旨を記述し、書き直す
条件・要素・つなぎ方
めやす20分
例題を1問やってみよう
説明用の文章①「地図と、まわりの景色」
新しい道を歩くとき、地図があれば迷いにくい。けれども、地図だけを見つめていると、目の前の小さな発見を見落とすことがある。道ばたに咲く花や、店の人の声は、地図には載っていない。
だからといって、地図を持たずに歩けばよいわけではない。道が分からなくなれば、景色を楽しむ余裕もなくなる。
地図を手がかりにしながら、ときどき顔を上げて周囲を見る。目的地に着くことと、途中を味わうことは、そのようにして両立できるのだ。
この文章は、指示書にある短い自作例文です(教材のために作られた文章)。
「地図と、まわりの景色」で、筆者は歩き方をどのようにくらべていますか。
①第1段落で、問題点を述べている歩き方
- ア地図だけを見つめて歩く
- イ地図を持たずに歩く
- ウときどき顔を上げて歩く
②第2段落で、問題点を述べている歩き方
- ア地図だけを見つめて歩く
- イ地図を持たずに歩く
- ウときどき顔を上げて歩く
③筆者がすすめている歩き方
- ア地図だけを見つめて歩く
- イ地図を持たずに歩く
- ウ地図を手がかりにしながら、ときどき顔を上げて周囲を見る
答えと解き方を見る
答え ① ア 地図だけを見つめて歩く ② イ 地図を持たずに歩く ③ ウ 地図を手がかりにしながら、ときどき顔を上げて周囲を見る
わかっていること 第1段落・第2段落・第3段落が、それぞれ何を述べているかを見る。
考え方 第1段落は「地図だけを見つめる」と発見を見落とす、第2段落は「地図を持たない」と余裕がなくなる、と両方の問題を示す。第3段落で「地図を手がかりにしながら顔を上げる」と両方を生かす歩き方を主張している。
- 第1段落「けれども、地図だけを見つめていると…見落とす」→地図だけを見る問題
- 第2段落「だからといって、地図を持たずに歩けばよいわけではない」→地図なしの問題
- 第3段落「…両立できるのだ」→筆者の考え
たしかめ 筆者の考えは「どちらか」ではなく「両方を生かす」。最後の「両立できるのだ」の文と合っているか。
よくあるまちがい
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 6問 |
| 自力の練習 | 12問 |
| 応用 | 3問 |
| 確認テストA | 5問 |
| 確認テストB | 5問 |
| 後日の確認 | 5問 |
関連する教材
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次に学ぶ教材:記述の書き方(理由・内容説明)
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出典・この教材の範囲
文章はすべて、この教材のために書いたオリジナルです(説明用の短い文章①は、指示書の自作例文です)。練習の文章3本・確認テストの文章2本は、全文を読んで組み立てをつかむ長さ(約630〜900字)にしています。