論説文の組み立て(話題・キーワード・意味段落・並列)
話題のとらえ方(問いかけの文)・キーワード・形式段落と意味段落・序論・本論・結論・頭括型・尾括型・双括型・並列の合図(第一に・まず・また・さらに)・ならべられた事柄の数え方・要点の記述
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この教材でできるようになること
- 文章の 話題(中心となる問い)と キーワード をとらえられる
- 形式段落をまとめて 意味段落(序論・本論・結論)に分けられる
- 並列 の組み立てをとらえ、ならべられた事柄を正しく数えられる
- 論理展開(問いかけ→説明→主張、頭括型・尾括型・双括型)が分かる
- ならべられた事柄や筆者の答えを、もれなく短く 記述 できる
レッスンの内容
レッスン1 話題とキーワード
問いかけの文・くり返されることば
めやす15分
レッスン2 意味段落と文章の型
序論・本論・結論/頭括・尾括・双括
めやす16分
レッスン3 並列の組み立て
第一に・まず・また・さらに/正しく数える
めやす14分
レッスン4 要点をまとめて書く
もれなく・短く・同じ形で
めやす16分
例題を1問やってみよう
説明用の文章「森のはたらき」
山に行くと、木々が一面に広がっている。わたしたちは森を、ただの景色として見ていることが多い。しかし、森には、ながめているだけでは気づかない、大切なはたらきがある。では、森はどのようなはたらきをしているのだろうか。
第一に、森は水をたくわえる。落ち葉が積もった森の土は、スポンジのように雨水をすいこみ、少しずつ川へ流す。そのため、雨がふらない日が続いても、川の水はすぐにはかれない。
第二に、森は土砂くずれを起こりにくくする。木の根が、網の目のように土をつかんでいるからだ。
第三に、森は多くの生き物のすみかになる。木の実や虫を食べる鳥、落ち葉を分解する小さな生き物など、森には数えきれない命がつながっている。
このように、森は、水・土・命を守るはたらきをしている。森を守ることは、わたしたち自身のくらしを守ることなのである。
この教材のために書いたオリジナルの文章です。
「森のはたらき」の話題とキーワードについて答えよう。
①話題(問いかけ)が示されているのは?
- ア第3段落
- イ第1段落
- ウ第5段落
②キーワードとして最も適切なものは?
- ア森のはたらき
- イ木の実
- ウスポンジ
③問いかけへの答え(まとめ)が書かれているのは?
- ア第5段落
- イ第1段落
- ウ第2段落
答えと解き方を見る
答え ① イ 第1段落 ② ア 森のはたらき ③ ア 第5段落
考え方 ①「〜だろうか」は第1段落。②文章全体にくり返される。③「このように」で始まる第5段落。
- ①問いかけの文をさがす
- ②くり返されることば
- ③「このように」
よくあるまちがい
例の中のことば(鳥・スポンジ)をキーワードにする。キーワードは、文章全体にくり返し出てくる。
問いかけの文を 主張 だと思う。問いかけは話題、主張はその 答え。
「また」「さらに」が、同じ重さの事柄をならべるのではなく、前の事柄をくわしく説明する 補足 になっているときもある。何と何が同じ重さでならんでいるかを確かめる。
例(マイバッグ・鬼ごっこ)を書いて、事柄そのもの(ごみを減らす・考える力)を書かない。
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 7問 |
| 自力の練習 | 9問 |
| 応用 | 5問 |
| 確認テストA | 6問 |
| 確認テストB | 6問 |
| 後日の確認 | 6問 |
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出典・この教材の範囲
文章はすべて、この教材のために書いたオリジナルの文章です。