説明文の具体と抽象・言いかえ・原因と結果
具体と抽象(たとえば・このように・つまり)・言いかえと抜き出し・原因と結果・理由と結論・本文一致の選択肢(因果の逆転・言いすぎ・部分一致)・「どういうことか」の記述
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この教材でできるようになること
- 具体(例)と 抽象(まとめ)を見分け、例が何を説明しているかを答えられる
- 同じ内容の 言いかえ を見つけ、条件に合わせて抜き出せる
- 原因と結果・理由と結論 のつながりをたどれる
- 本文一致 の選択肢を、まちがいの種類を見ぬいて選べる
- 具体例をまとめて 抽象化 し、「どういうことか」を記述できる
レッスンの内容
レッスン1 具体と抽象
たとえば→このように・つまり
めやす15分
レッスン2 言いかえを見つける
つまり・すなわち/抜き出しのこつ
めやす15分
レッスン3 原因と結果・本文一致
だから・なぜなら/因果の逆転・言いすぎ
めやす20分
レッスン4 「どういうことか」を書く
具体例のように+抽象
めやす18分
例題を1問やってみよう
説明用の文章「『ふつう』は人によってちがう」
わたしたちは、ふだん「ふつう」ということばをよく使う。「ふつうはこうするよ」「それはふつうじゃない」というように、自分の考えをあたりまえのこととして話すときに使うことが多い。
たとえば、目玉焼きに何をかけるかを、クラスで聞いてみたとしよう。しょうゆと答える人もいれば、ソースや塩と答える人もいるだろう。どの人も、自分の答えを「ふつう」だと思っているかもしれない。
また、朝ごはんにパンを食べるか、ごはんを食べるかも、家によってちがう。夏休みにどこへ出かけるかも、家族ごとにさまざまである。
このように、わたしたちが「ふつう」だと思っていることは、じつは、自分が育った家や、身のまわりの人たちのあいだで決まってきたものにすぎない。つまり、「ふつう」は、だれにとっても同じものではなく、人によってちがうものなのである。
だから、自分と考えのちがう人に出会ったときは、すぐに「おかしい」と決めつけないことが大切だ。相手の「ふつう」を知ろうとすることで、自分の「ふつう」も、よりはっきりと見えてくるのである。
この教材のために書いたオリジナルの文章です。
「『ふつう』は人によってちがう」について答えよう。
①第2段落の目玉焼きの話は、何のために書かれている?
- ア「ふつう」が人によってちがうことを示すため
- イしょうゆがいちばんおいしいことを伝えるため
- ウ目玉焼きの作り方を説明するため
②第2・第3段落の例をまとめている段落は?
- ア第4段落
- イ第1段落
- ウ第5段落
③具体と抽象の説明として正しいものは?
- アまとめは、いつも文章の最初の段落にある
- イ具体例が、いつも筆者のいちばんの主張である
- ウ具体例は、筆者の言いたいこと(抽象)を分かりやすくするためにある
答えと解き方を見る
答え ① ア 「ふつう」が人によってちがうことを示すため ② ア 第4段落 ③ ウ 具体例は、筆者の言いたいこと(抽象)を分かりやすくするためにある
考え方 ①例(具体)は、第4段落のまとめ(抽象)を説明するためのもの。②「このように」で始まる第4段落。③具体は抽象を分かりやすくする。
- ①例は何を説明する?
- ②「このように」の段落
- ③具体と抽象の役わり
よくあるまちがい
抽象は、段落のはじめではなく 終わりの段落 にあることが多い。
問いのことばと 同じ文 を抜き出してしまう(同じ内容の 別の部分 をさがす問題が多い)。
選択肢の 前半だけ 読んで決める(後半にまちがいがかくれていることが多い)。
問いのことばをそのままくり返す(「ふつうは人によってちがうということ」だけ)。
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 7問 |
| 自力の練習 | 9問 |
| 応用 | 5問 |
| 確認テストA | 6問 |
| 確認テストB | 6問 |
| 後日の確認 | 6問 |
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出典・この教材の範囲
本文はすべて、この教材のために書いたオリジナルの文章です(年輪・雨水・みそなどは、一般に知られている事実をもとにしています)。対比と要旨は「説明文の対比と要旨」で学びます。