総合演習:物語文を通して読む(長文)
物語文の長文1題で気持ちと理由・心情の変化・人物像・情景と主題・記述(本番形式25分)
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この教材でできるようになること
- 長い物語文を、行動・表情・会話・情景 を手がかりに、気持ちとその理由を読み取りながら通して読める
- 心情の変化ときっかけ、人物どうしの関係の変化をとらえられる
- 言動から 人物像 をとらえ、選択肢の言いすぎ・本文にないものを見分けられる
- 情景・表現・象徴 から、物語の 主題 をとらえられる
- 心情や変化を、きっかけにふれて本文のことばで 記述 できる
レッスンの内容
レッスン1 総合演習の進め方(物語文の長文の読み方)
設問→場面→気持ちの手がかり→変化ときっかけ→主題・記述
めやす12分
例題を1問やってみよう
説明用の物語「とびばこ」
体育の時間、はるとは、とびばこの前で足を止めた。「こわいなら、やめてもいいよ」と、先生が言った。
はるとは、首を横にふった。手のひらを一度ズボンでふいて、走り出した。
とび終えたはるとの耳に、体育館のまどから、セミの声がいっせいに流れこんできた。
この教材のために書いたオリジナルの文章です。
「とびばこ」について答えましょう。
①「首を横にふった」から分かるはるとの気持ち
- アとびばこが、きらいになった
- イこわくても、自分でとんでみたい
- ウ先生のことばが聞こえなかった
②「手のひらを一度ズボンでふいて」から分かること
- アとびばこをこわがっていない
- イきんちょうして、手にあせをかいている
- ウ手がどろでよごれていた
③最後の文(セミの声が流れこんできた)が表しているもの
- アセミがうるさくて、いやな気持ち
- イ夏休みが始まったこと
- ウとび終えてほっとし、まわりの音が耳に入るようになった気持ち
答えと解き方を見る
答え ① イ こわくても、自分でとんでみたい ② イ きんちょうして、手にあせをかいている ③ ウ とび終えてほっとし、まわりの音が耳に入るようになった気持ち
わかっていること 気持ちは、ことばだけでなく、行動・表情・情景からも読み取る。
考え方 ①「やめてもいい」に首を横にふる=やってみたい。②手のあせをふく=きんちょう。③とぶ前は聞こえなかった音が、とび終えて聞こえる=ほっとして気持ちがゆるんだ。
- 行動(首をふる・手をふく)に印をつける
- その行動をするのは、どんな気持ちのとき?と考える
- 最後の情景は、場面の前と後で何が変わったかを見る
たしかめ ③:とぶ前にもセミは鳴いていたはず。とび終えて「流れこんできた」=気持ちの変化を表している。
よくあるまちがい
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 練習(ヒントあり) | 7問 |
| 本番形式A | 6問 |
| 本番形式B | 6問 |
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出典・この教材の範囲
1つの長い物語(約500〜650字)に、気持ち・変化・人物像・表現と主題・記述をまとめて聞く形です。説明文は「総合演習:説明文を通して読む」であつかいます。