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地理⑬日本の地方別②近畿・中国・四国・九州(自然・農業・工業・都市)

社会日本の地理・産業小5〜(中学受験の地理)39問

近畿・中国・四国・九州の地方別の特色:古い都と文化財・琵琶湖と淀川・紀伊山地の林業・阪神工業地帯と大阪圏・山陰と山陽・瀬戸内工業地域・本州四国連絡橋とストロー現象・讃岐平野のため池・高知平野の促成栽培・火山と温泉・シラス台地の畜産・北九州の工業のうつりかわり・IC工場・沖縄の気候とくらし

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この教材でできるようになること

レッスンの内容

レッスン1 近畿地方

古い都と文化財・琵琶湖と淀川・紀伊山地の林業/阪神工業地帯(金属・中小工場)と大阪圏(ニュータウン・人工島)

めやす22分

レッスン2 中国・四国地方

山陰と山陽・瀬戸内工業地域・中国山地の過疎/本州四国連絡橋とストロー現象・ため池・促成栽培

めやす22分

レッスン3 九州地方と沖縄

火山と温泉・シラス台地の畜産・二毛作/石炭から石油へ・エコタウン・ICと自動車/亜熱帯の沖縄

めやす26分

レッスン4 手がかりで府県を見分ける

上位の常連の産物/位置→気候→産物→そのほかの順にしぼりこむ

めやす16分

例題を1問やってみよう

資料 近畿地方の自然と主な都市

近畿地方(2府5県)琵琶湖日本海太平洋瀬戸内海淀川京都奈良大阪神戸姫路城紀伊山地尾鷲関西国際空港★ 世界遺産の 姫路城 ▲ 山地 ■ 空港出典:国土数値情報(行政区域データ)(国土交通省)を加工して作成
テーマようす
都と 文化財奈良(平城京・710年)と 京都(平安京・794年)に 都が おかれた。寺・神社・古い 町なみが 多く、国宝や 重要文化財も 多い。京都市は 建物の 高さや 色・看板を 決まりで おさえ、町なみ(景観)を 守って いる
世界遺産法隆寺・姫路城(1993年)、古都京都の 文化財(1994年)、古都奈良の 文化財(1998年)、紀伊山地の 霊場と 参詣道(2004年)、百舌鳥・古市古墳群(2019年)
琵琶湖・淀川琵琶湖は 日本 最大の 湖(滋賀県の 面積の 約6分の1)。流れ出た 水は 淀川と なって 大阪湾へ。京阪神の 水道の 水にも なる「近畿の 水がめ」。1977年に 大きな 赤潮 → 1979年、りんを ふくむ 合成洗剤の 使用・販売を 禁止する 条例
紀伊山地雨が とても 多く(尾鷲は 日本 有数の 雨の 多い 所)、すぎ・ひのきが よく 育つ。吉野すぎ(奈良)・尾鷲ひのき(三重)の 林業。働く 人の 高齢化や、安い 輸入木材が 課題
和歌山みかん・うめ・かきの 収穫量が 上位の 常連。うめは 全国の 半分 以上
大阪・神戸江戸時代の 大阪は「天下の 台所」。今は 阪神工業地帯と 大阪圏の 中心(次の 資料)
世界遺産の 年は 登録された 年。三重県は 近畿地方(工業では 中京工業地帯に ふくめる)

地図の川・湖の形はおよそのもの。世界遺産は文化庁の資料による

資料を見て答えよう。

①日本最大の湖がある県は?

  1. ア京都府
  2. イ滋賀県
  3. ウ奈良県

②雨がとても多く、吉野すぎ・尾鷲ひのきの林業がさかんな山地は?

  1. ア紀伊山地
  2. イ中国山地
  3. ウ六甲山地

③京都市が、古い町なみを守るためにしていることは?

  1. ア町の中の道路をすべて広げる
  2. イ建物の高さや色・看板を決まりでおさえる
  3. ウ古い家をこわして高いビルをふやす
答えと解き方を見る

答え ① イ 滋賀県 ② ア 紀伊山地 ③ イ 建物の高さや色・看板を決まりでおさえる

わかっていること 資料の地図と表。

考え方 ①琵琶湖は滋賀県(面積の約6分の1)。②紀伊山地は雨が多く、すぎ・ひのきがよく育つ。③景観を守る決まりで、建物の高さや色・看板をおさえている。

  1. ①地図で琵琶湖がある県→滋賀県
  2. ②表の紀伊山地の行→紀伊山地
  3. ③表の「都と文化財」の行→決まりでおさえる

たしかめ 京都府・奈良県に大きな湖はない。六甲山地は神戸の北の山地。

よくあるまちがい

よくあるつまずき三重県は近畿地方(工業では中京工業地帯にふくめる)。滋賀県・奈良県は海に面していない。
平城京=奈良(710年)、平安京=京都(794年)を入れかえないようにしよう。
阪神工業地帯の特色は「金属」と「中小工場」。自動車(輸送用機械)が中心なのは中京工業地帯。
よくあるつまずき山陰=日本海がわ(冬に雪)、山陽=瀬戸内海がわ(雨が少ない)。「山の北が陰、南が陽」で思い出そう。
同じ四国でも、讃岐平野(雨が少ない→ため池) と 高知平野(冬もあたたか→促成栽培) は気候がちがう。
鉄道も通るのは 瀬戸大橋(岡山―香川)だけ。
よくあるつまずき「北九州工業地帯は今も大きい」と考えがち。今は出荷額が小さく、北九州工業地域 とよぶこともある(地理④)。
IC=空港・高速道路、鉄鋼・石油化学=港 と、運び方で工場の場所を考えよう。
さとうきび=沖縄・鹿児島(南西諸島)、てんさい=北海道。どちらも砂糖の原料。
よくあるつまずき「上位」と「1位」を取りちがえない。たとえば熊本県はなすも上位だが、なすの1位は高知県。
海の産物も県と結びつけよう:養殖のかき=広島、のり=佐賀(有明海)、まだい=愛媛(宇和海)。
人口最少=鳥取県、面積最小=香川県 を入れかえないようにしよう。

教材のつくり

説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。

段階問題数
手助けつき練習7問
自力の練習9問
応用5問
確認テストA6問
確認テストB6問
後日の確認6問

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先に学ぶとよい教材:地理⑫日本の地方別①北海道・東北・関東・中部

次に学ぶ教材:地理④日本の工業

同じ単元の教材:日本の気候と暮らし(実際の雨温図)、日本の農業(産地と気候を資料で読む)、地理①日本の国土と地形(位置・山地・平野・川と湖・海岸と海流)、地理②都道府県と7地方(地方区分・位置・県庁所在地)、地理③日本の水産業(漁場と海流・漁業の種類・養殖・漁港と輸入)、地理④日本の工業(太平洋ベルト・工業の種類・自動車と鉄鋼・伝統工業)、地理⑤資源とエネルギー(輸入先・自給率・電源構成・発電所の立地・再生可能エネルギー)、地理⑥貿易と交通(貿易収支・輸出入品目・相手国・港と空港・国内の輸送・新幹線)

出典・この教材の範囲

北海道・東北・関東・中部地方は「地理⑫日本の地方別①」であつかいます。工業地帯の出荷額や工業の種類の割合は「地理④日本の工業」、本州四国連絡橋の開通や交通網は「地理⑥貿易と交通」、過疎・過密の全国のようすは「地理⑦人口と都市」、雨温図の読み方と気候区分・くらしのくふうは「日本の気候と暮らし」、農産物の統計の読み方は「日本の農業」でくわしくあつかいます。この教材では、産物の2位以下の細かい順位や数量、世界遺産のすべての構成資産、公害の裁判のくわしい内容はあつかいません。産物の順位は農林水産省などの近年の統計による「上位の常連」で、年によって入れかわることがあります。気温・降水量は気象庁の平年値(1991〜2020年)、地図は国土数値情報(行政区域データ)を加工して作りました(川・湖の形と工場の位置はおよそのもの)。

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