地理⑩地形図の活用(断面図と見通し・扇状地・川ぞいの低地・河岸段丘と台地・新旧の地形図・防災)
地形図の活用:断面図の選び方と見通し・扇状地(扇頂・扇央・扇端)・自然堤防と後背湿地と三角州・河岸段丘と台地・新旧の地形図の比較・ハザードマップと避難
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この教材でできるようになること
- 等高線から 断面図 をえらび、見通し を判断できる
- 扇状地(扇頂・扇央・扇端)と土地利用・水の得やすさを結びつけられる
- 自然堤防・後背湿地・三角州 の土地利用を説明できる
- 河岸段丘・台地 の地形と土地利用を説明できる
- 新旧の地形図 から土地利用の変化と理由を読み取れる
- 地形図と ハザードマップ から災害のおそれと 避難 を考えられる
レッスンの内容
レッスン1 断面図と見通し
山と谷の順番・高さ・左右の向き/目の高さからまっすぐな線
めやす18分
レッスン2 扇状地と川ぞいの低地
扇央=果樹園・扇端=集落と田/自然堤防=集落・後背湿地=田/三角州
めやす20分
レッスン3 河岸段丘・台地と新旧の地形図
段丘面と段丘崖/台地は畑・茶畑/くらべるときは変わらない目印から
めやす20分
レッスン4 地形と防災
0.5m・3m・5mのめやす/土砂災害警戒区域/自然災害伝承碑/早めに高い所へ
めやす16分
例題を1問やってみよう
資料 A–Bの断面図の選択肢
たての目もりは標高(m)。横はAからBまでの長さ(約1.8km)
地形図(資料「ある地域の地形図」)のA–Bの断面図をえらぼう。
①Aからたどって、高い山(P)・谷・低い山(Q)の順になっている断面図は?(2つ)
- ア①と②
- イ①と③
- ウ②と④
②前の問いの2つのうち、2つの山のあいだの谷が標高約30mまで下がっている方は?
- ア④
- イ②
③③がまちがいなのはなぜ?
- ア山が1つしかないから
- イ谷がないから
- ウBから見た形(左右が逆)だから
答えと解き方を見る
答え ① ウ ②と④ ② イ ② ③ ウ Bから見た形(左右が逆)だから
わかっていること P約214m、Q約139m、あいだの谷は川ぞいで約30m。
考え方 ①A→P→谷→Q→Bの順は②と④(①は山が1つ、③は左右が逆)。②④は谷が浅い。③③は左はしがB。
- ①山の順番と高さ
- ②谷の深さ
- ③左右の向き
たしかめ 川は谷を流れる。川があるのに谷が浅い断面図はおかしい。
よくあるまちがい
山の高さの順 をたしかめずに、形だけでえらぶ。
川をまっすぐにしたあとの 昔の川のあと(旧河道) は、低くて水がたまりやすい。
川のすぐそばは、堤防がこわれたとき家が流されるおそれがある(家屋倒壊等氾濫想定区域)。
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 7問 |
| 自力の練習 | 9問 |
| 応用 | 5問 |
| 確認テストA | 6問 |
| 確認テストB | 6問 |
| 後日の確認 | 6問 |
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出典・この教材の範囲
地形図・ハザードマップは 教材用に作った架空の地図 です。高さは計算で作っているので、断面図・見通し・水の深さの答えはプログラムで計算しなおしています。地図記号の形は国土地理院の記号(最適化ベクトルタイルの記号画像をなぞったもの)。浸水の深さのめやす(0.5m・3m・5m)は国土地理院「浸水ナビ」の説明、地形と土地利用の例は教科書などでよくあつかうものです。実際の避難は、お住まいの市区町村のハザードマップ(国土交通省ハザードマップポータルサイト)でたしかめましょう。