テーマ史①土地と税のうつりかわり
公地公民と班田収授/墾田永年私財法と荘園/地頭と守護/太閤検地/地租改正/農地改革をたてにつなぐ
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この教材でできるようになること
- 公地公民→班田収授法→墾田永年私財法(743年)→荘園 の流れを、理由で説明できる
- 租・調・庸 のちがいを言える
- 地頭・守護、御恩と奉公、守護大名・戦国大名 と、土地のむすびつきを説明できる
- 太閤検地(1582年〜)が 一地一作人 で荘園を終わらせたことを説明できる
- 地租改正(1873年)が年貢と変えた 3つ(地価・現金・持ち主)を言える
- 農地改革(1946年〜)で小作人が 自作農 になったことを説明できる
- 「国のもの→私のもの→国がにぎる→耕す人のもの」という大きなながれを通して言える
レッスンの内容
レッスン1 古代 国のものから私のものへ
公地公民・班田収授法/租調庸/743年墾田永年私財法と荘園
めやす20分
レッスン2 中世 武士が土地をおさえる
地頭・守護/御恩と奉公/守護大名・戦国大名
めやす18分
レッスン3 太閤検地と江戸の年貢
一地一作人で荘園が終わる/石高/四公六民
めやす18分
レッスン4 地租改正と農地改革
地価・現金・持ち主/自作農がふえる/大きなながれ
めやす22分
例題を1問やってみよう
資料 古代の土地と税
| 年 | できごと | 中身 |
|---|---|---|
| 646年 | 公地公民 | 土地と 人民は すべて 国(天皇)の もの、という 考え方(645年に 始まった 大化の改新の 中で、646年の 改新の詔に 示された) |
| 701年 | 大宝律令 | 律令にもとづく 国の しくみが 整う |
| そのころ | 班田収授法 | 6年ごとに 戸籍を つくり、6才以上の 人に 口分田を あたえる。死ぬと 国に 返す |
| 723年 | 三世一身法 | 新しく 開いた 田を、三代、または 本人一代の あいだ 持ってよい と した |
| 743年 | 墾田永年私財法 | 新しく 開いた 田を、いつまでも 自分の ものに してよい と した。→ 公地公民が くずれる |
| 8世紀の 後半〜 | 荘園が ふえる | 貴族や 寺社が 大きな 私有地(荘園)を もつ。荘園からは 国に 税が 入りにくく なった |
| 税の名前 | 中身 | だれが おさめる |
|---|---|---|
| 租 | 口分田の 収穫の 約3%の 稲 | 口分田を あたえられた 人 |
| 調 | 布や 地方の 特産物 | おもに 成人男子 |
| 庸 | 都で 働くかわりの 布 | おもに 成人男子 |
| 雑徭 | 地方で 年間60日以内の 労役 | おもに 成人男子 |
| 兵役 | 都や 九州(防人)を 守る | おもに 成人男子 |
年は、教科書で一般に示される年です。租の割合は、本によって少しちがう示し方があります。
資料を見て答えよう。
①6才以上の人に口分田をあたえたしくみを何という?
- ア班田収授法
- イ太閤検地
- ウ墾田永年私財法
②墾田永年私財法が出されたのは何年?
- ア723年
- イ701年
- ウ743年
③墾田永年私財法のあと、ふえていった私有地を何という?
- ア口分田
- イ荘園
- ウ公領
答えと解き方を見る
答え ① ア 班田収授法 ② ウ 743年 ③ イ 荘園
わかっていること 班田収授法=口分田をあたえる。723年三世一身法、743年墾田永年私財法。私有地=荘園。
考え方 人口がふえてあたえる田がたりなくなった。だから「開けば自分のもの」として田をふやそうとした。その結果が荘園。
- 表の3行目→班田収授法
- 表の5行目→743年
- 表の6行目→荘園
たしかめ 三世一身法は723年。20年ちがう。
よくあるまちがい
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 6問 |
| 自力の練習 | 6問 |
| 応用 | 4問 |
| 確認テストA | 7問 |
| 確認テストB | 7問 |
| 後日の確認 | 6問 |
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出典・この教材の範囲
この教材は、時代ごとではなく 1つのテーマをたてにつないで 見なおすためのものです。時代順の歴史①〜⑫をひととおり進めてから使うと効果的です。年は、教科書で一般に示される年を使っています。租の割合などは、本によって少しちがう示し方があります。