テーマ史④文化のながれ
飛鳥・天平・国風/鎌倉・北山・東山/桃山・元禄・化政/明治以降を担い手でたてにつなぐ
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この教材でできるようになること
- 飛鳥・天平・国風 の3つの文化を、時期・特色・代表するもので見分けられる
- 天平=唐の影響、国風=日本風(遣唐使の停止のあと)という分かれ目を説明できる
- 鎌倉文化(素朴で力強い・新しい仏教)と、北山(金閣・義満)・東山(銀閣・義政) を見分けられる
- 桃山文化(大名・大商人)と 元禄(上方の町人)・化政(江戸の庶民) を見分けられる
- 蘭学・国学・寺子屋 など、江戸の学問の広がりを説明できる
- 明治以降 の文化(福沢諭吉・夏目漱石・北里柴三郎ら)を人物としごとで言える
- 文化の担い手が「皇族・貴族→武士→大名・町人→みんな」と広がってきたことを説明できる
レッスンの内容
レッスン1 古代 飛鳥・天平・国風
法隆寺/大仏と正倉院/かな文字と源氏物語
めやす20分
レッスン2 中世 鎌倉・北山・東山
金剛力士像と平家物語/金閣と能/銀閣と書院造
めやす20分
レッスン3 近世 桃山・元禄・化政
天守閣と障壁画/上方の町人/江戸の庶民/蘭学と寺子屋
めやす22分
レッスン4 近代 みんなの文化へ
文明開化/福沢諭吉・夏目漱石・北里柴三郎/担い手のながれ
めやす20分
例題を1問やってみよう
資料 古代の3つの文化
| 飛鳥文化 | 天平文化 | 国風文化 | |
|---|---|---|---|
| 時期 | 7世紀 | 8世紀(奈良時代) | 10〜11世紀(平安時代) |
| 中心 | 聖徳太子の ころ | 聖武天皇の ころ | 藤原氏の ころ |
| 特色 | 日本で 最初の 仏教文化 | 唐の 文化の 影響が 強い | 日本の 風土や 気持ちに 合った 文化 |
| 建物 | 法隆寺(現存する 世界最古の 木造建築) | 東大寺(大仏)・正倉院 | 寝殿造 |
| 文字・文学 | — | 『古事記』『日本書紀』『万葉集』(万葉がな) ※奈良時代に まとめられた もの | かな文字。『源氏物語』(紫式部)『枕草子』(清少納言) |
| 絵 | — | — | 大和絵 |
| 作品・もの | どの 文化 | だれ・どんな もの |
|---|---|---|
| 法隆寺 | 飛鳥 | 聖徳太子が 建てたと 伝わる |
| 東大寺の 大仏 | 天平 | 聖武天皇の 命で つくられた |
| 正倉院 | 天平 | シルクロードを 通って 来た 宝物も おさめられた |
| 『万葉集』 | 天平 | 天皇から 農民・防人まで 幅広い 人の うた |
| 『源氏物語』 | 国風 | 紫式部が 書いた 長編の 物語 |
| 『枕草子』 | 国風 | 清少納言が 書いた 随筆 |
—
資料を見て答えよう。
①現存する世界最古の木造建築とされる寺はどれ?
- ア法隆寺
- イ平等院鳳凰堂
- ウ東大寺
②東大寺の大仏をつくらせたのはだれ?
- ア聖徳太子
- イ聖武天皇
- ウ藤原道長
③『枕草子』を書いたのはだれ?
- ア清少納言
- イ紀貫之
- ウ紫式部
答えと解き方を見る
答え ① ア 法隆寺 ② イ 聖武天皇 ③ ア 清少納言
わかっていること 法隆寺=飛鳥、東大寺の大仏=天平(聖武天皇)、枕草子=国風(清少納言)。
考え方 3つの文化は「だれのころか」で分けると見分けやすい。飛鳥=聖徳太子、天平=聖武天皇、国風=藤原氏のころ。
- 下の表の1行目→法隆寺は飛鳥
- 下の表の2行目→大仏は聖武天皇
- 下の表のいちばん下の行→枕草子は清少納言
たしかめ 紫式部は『源氏物語』。どちらも国風文化だが、作品がちがう。
よくあるまちがい
教材のつくり
説明と例題 → 手助けつき(3段階のヒント)→ 自力 → 確認テスト → 数日あとにもう一度、の順で身につけます。まちがえたときは「どこでつまずいたか」を聞き返します。
| 段階 | 問題数 |
|---|---|
| 手助けつき練習 | 6問 |
| 自力の練習 | 6問 |
| 応用 | 4問 |
| 確認テストA | 7問 |
| 確認テストB | 6問 |
| 後日の確認 | 6問 |
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出典・この教材の範囲
この教材は、時代ごとではなく 1つのテーマをたてにつないで 見なおすためのものです。時代順の歴史①〜⑫をひととおり進めてから使うと効果的です。世紀や年は、教科書で一般に示されるものです。文化の区切り方は本によって少しちがうことがあります。